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伝説のディスクドッグ『ハヤテ』

目次

吉岡浩二&ハヤテについて書いたブログをのせておきます。
2012年に書いたものです。

2009USDDNワールドファイナルでのハヤテ

伝説のディスクドッグのコナーでは、過去15年間、
日本やアメリカで見てきた、私の心に強く残っている犬たちを、紹介していきます。、

伝説のディスクドッグ、その2は、『ハヤテ』を紹介しますす。
ハヤテは。少し大きめのボーダーコリーのオス。
パートナーのプレーヤーはコージ。
メジャーゲームでの優勝や、国内でのビッグタイトルが無いので、
その名前を聞いても、ピンと来ない人もいるかもしれません。

では何故、伝説のディスクドッグなのでしょうか。
もしかしたら、ハヤテほど沢山の伝説を持っている犬もいないのではないかと思うくらい、
沢山の伝説を作ってきました。


私は、ハヤテを始めてみたのは2003年のドグタウンカップだと思います。
(遠い記憶で書いてます)
遠く、四国の地からのエントリーで、どんなスーパーなチームが出てくるのかと、
バウンドバウ一同、期待をしていました。

何とロングリード。
脱走しそうになるハヤテと、懸命にフリースタイルをやっている姿でした。
でもその姿が、まったくかっこ悪くなく、一生懸命の2分間にちょっと感動しました。
トップのチームのスーパーなプレイと共に、
『ハヤテ』の名前もしっかり記憶に残りました。

翌年2004年も、ドッグタウンカップに来ていました。
まだロングリードでしたが、ほとんどそれに頼らないようになってました。

2005年。首輪から、30センチ位の細い紐が付いていました。
もう、まったく脱走のけはいなど、ありませんでした。

その紐もなくなりました。

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そして、一つ目の伝説。

2002年から10年連続、ドグタウンカップ出場という偉業を成し遂げたのです。
同じ犬で、10年間メジャーゲームに出続ける執念と、
うまくいかない時に、あきらめなかった粘り強さが大記録を達成しました。


二つ目の伝説は、2007年。

USDDN、ディビジョンⅡ優勝です。
ハヤテ初の世界選手権。
今、誰しも認めるトッププレーヤー『シュン&シャック』を破っての、優勝でした。
その時の、ハヤテの決勝フリースタイルは、
1ミスの、ほぼパーフェクトの演技だったと記憶してます。


三つ目の伝説は、2009年。

USDDN世界選手権ディビジョンⅠの日本代表に、ついに上りつめました。
世界の、トッププレーヤーの中に入って、
『インターナショナルファイナリスト』の称号を獲得。
ロングリードから、スタートしてここまでやってきた『ハヤテ』は、
まさに、伝説のディスクドッグです。



実は、ハヤテには伝説の番外編があります。
これが、一番の伝説かもしれません。

2009年。世界選手権一日目が終って、トップ15に入り、
翌日の、決勝進出が決まりました。

ところが、その日の夜中、ハヤテが、胃捻転。まさかの緊急入院。
何とか一命は取りとめたものの、翌日の決勝はもちろんキャンセル。
それによって、同じく日本代表で行っていた、リッサのチームが、
16位からの繰上げで、あきらめていた決勝に出られることになりました。

実は、このリッサのパートナーが、コージの奥様で『ミオ&リッサ』のチームでした。
この、不思議な力に後押しされたのか、
ミオ&リッサがすばらしい演技をしたことは言うまでもありません。



ディスクドッグとしては、順位としてのスーパーな結果を多く残した犬ではないけれど、
ハヤテが、パートナーのコージとやってきた10年間こそが、まさに伝説です。

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