私が小学生のころ、日本にもモータリゼーションという言葉とともにマイカーブームがやってきました。
1960年代後半くらいです。
1964年東京オリンピックが開催前、自動車専用の高速道路が誕生しました。
高度成長、所得倍増の波に乗り、日本が豊かになっていきました。
そんな時代の中、私にとって衝撃的なCMがテレビから流れてきました。
「気楽に行こぉ~ぜ~世の中は~♪」
「あせってみた~って同じことぉ~♪」
「何とかなるさぁ~世の中は~♪」
「のんびりいこ~ぉ~♪」
(詩の一部抜粋)
ガス欠になった古い自動車を、2人の若者が田舎道をのんびり車を押しているシーンで、この歌が流れていました。
CMの最後に
「車はガソリンで動くのです」
というナレーション。
モービルガソリンのCMでした。
1970年初頭のテレビCMだったかな。
当時小学生高学年の私には、CMに映し出される自由な生き方が心に響きました。
それ以来、頭の中で、たま~にこの曲が聞こえてきます。
「そんなに急がなくってもいいのかな~」
「無理して頑張らないのもいいのかな~」
なんとなく私の人生のバイブル的な存在になっているのかな(大げさ)
ちなみに歌を歌っていたのは、あの自由人の『マイク真木』。
田舎道で車を押しているのは、伝説のロックグループ『モップス』の鈴木ヒロミツ。
もう一人は放送作家だったみたいです(名前は不明)。
自由人マイク真木の優しい歌声と、鈴木ヒロミツのヒッピーのようなファッションが、自由に生きることを肯定しているようでした。
「気楽にいこぉ~♪」
「のんびりいこぉ~♪」
だな!




