先月の北海道に行いくために乗ったフェリー。
70年代フォークソング全盛期に吉田拓郎が歌った『落葉』の歌手に登場する、あの苫小牧⇒仙台を結ぶフェリー。
その当時の歌詞のようなものとは程遠く、今は近代的な快適なフェリーです。
私たちはフェリーの予約をするのに、スマートフォンからインターネット予約しました。
出発日と部屋のグレード、自動車の情報などを入力。
決済はクレジットカードでOK 。
空き状況も簡単にチェックできます。
出発当日は、出航3時間前にスマートフォンにメールが届きます。
それを確認すると受付完了。
ターミナルに行き、端末にスマートフォンをかざせば情報がQRコードとともに表示されます。
乗船受付カウンターに長蛇の列ができるなんてこともありません。
乗船時にそのQRコードをフェリーの入り口で端末にかざして乗船。
私たちの泊まった寝台室に入るための開錠も、このQRコードで行います。
下船の時、もう一度このQRコードを機会にかざして手続きが完了。
まあ、なんともよくできたシステムです。
今は居酒屋でもファミレスでも、モバイルオーダーが当たり前です。
よく利用するマクドナルドも、スマートフォンからモバイルオーダーしておいて受け取り。
受け取るまでの待ち時間はゼロ。
注文してちょっとの時間を待つ、ドライブスルーですら面倒くさく使わなくなってます。
切符を買うことなく、電車の乗れるのも当たり前。
自動販売機もモバイルでキャッシュレス。
日常の買い物もスマホで「ポチ」で自宅に届きます。
ミーティングもオンライン(ZOOMなど)で行う機会が増えました。
モバイル端末(スマートフォンなど)と、キャッシュレス決済。
人と関わりが極端に減っています。
良いか悪いかの議論なんてナンセンスで、これが現実なのですね。
私自身モバイル社会に、危ういですがかろうじてついっていっている感じです。
子供のころ想像した未来像を、遥かに超えている現在になっています。

搭乗券でもあり、部屋のカギにもなってます