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また あいつが現れた!

「あいつ」
とはだれ・・・
数年に1度、私の前に姿を現します。

あいつの正体は・・・
『ヒンダスタン・アンバサダー』
人ではなく・・・・・
自動車です。

何回も手に入れたいと思っても、実際は手に入らなかった逸品。
最近は値段の高騰もあり金額が折り合わなかったり、実働車ではなかったり。
今!、そんなヒンダスタンアンバサダーが売りに出いるのです。


日本に何台現存するかは定かではありませんが、20台くらい輸入されたという話も聞きます。
いずれにしてもごく少数なのは間違いありません。


ヒンダスタン・アンバサダーは、インドのヒンダスタンモータスが生産する自動車。
モデルチェンジ無しで60年近く作り続けられました。
1950年代の原型のまま、2014年まで製造されていました。
インドが植民地時代のころを象徴する1台です。
生きる化石。
シーラカンス。
という表現で表現されます。
ここでは詳しく書きませんが、英国のモーリス・オックスフォードのノックダウン生産です。


日本にもこの車のマニアが存在しています。
私も、もちろんその一人です。
インドの古いスタイルのヒンダスタンアンバサダーが日本に輸入され、現在も走っていることは奇跡です。
まあ、エンジンなどは日本のISUZU製なのも一つの要因になっています。


急ピッチで経済成長するインド。
それ以前の植民地時代からインド人の生活を支えてきたこの車。
その役目を終え、2014年に生産終了となっています。


実際に日本で手に入る確率は、ものすごく低いと思われます。
もしも手に入ったら、インドの道を何十万キロも走ったように、日常の足として使い倒してみたいですね。
動かなくなったら展示でもして、当時の発展途上国の自動車事情を後世に伝えるレガシーにしたいと思います。

実際にインドで活躍するアンバサダー
2トーンのカラーリングもいいですね
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