今回はトヨタの燃料電池車『MIRAI 』です。
名車かどうかはわかりませんが、超希少な車です。
私の住んでいる群馬県ではほとんど見かけることはありません。
公官庁など試験的に導入されているのが、ほとんどだと思います。
知らない人が見ればプリウスと区別がつかないかもしれません。
ほとんど見かけない理由。
まずはその価格。
ちょっとお高いですね。
高級な外国車に近い価格です。
もう1つは燃料の水素ステーションの問題。
こちらが大問題。
私の住んでいる地区では、家から一番近い水素を扱うステーションまで20㎞くらい離れています。
営業時間も午後5時まで。
高速道路に水素ステーションがほとんどなく、燃料補給のため高速道路を降りなくてはならないので
長距離移動が難しい。
となってくると、環境問題や未来に向けての技術の検証など、実用面よりも思想に重きを置いて乗ることが求められているような気がします。
安全といわれていますが、爆発の危険のある水素を積んで走ることのリスクも考えなくてはいけません。
実は私も燃料電池車「MIRAI」の購入を考えたことがあります。
需要と供給とのバランスで、新車価格を考えれば超格安の車両が売られていました。
おそらく公官庁からの払い下げの中古と思われます。
燃料電池や水素エンジン。
現在主流になりつつあるEV(電気自動車)。
未来のモーターリゼーションはどうなっていくのか。
思い出した言葉があります。
カーグラフィック初代編集長の小林氏の言葉です。
「内燃機関(ガソリンやディーゼル)の自動車はいずれはこの世の中からなくなってしまうことでしょう」
「今はその自動車を楽しみたいと思います」
私が生きているうちに、そんな時代が来るとは思っていませんでした。
私も内燃機関のエンジン自動車をもっと楽しんでいきたいと思います。
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